日本のウォーターフォール開発への不満
はじめに
お久しぶりです。yoriです。
1年に一回の更新となってしまいました。
本記事はKogakuin Univ Advent Calendar 2019 7日目です。
adventar.org
メイン内容
一応目次を。
見たいところだけでも見てもらえたら嬉しいです。
去年の記事の話
去年書いた記事がこちらです。
まとまりがなく何いってんだこいつ感がやばい。
まぁ去年の記事は暇だったら読んでください。
上流SEの具体的な業務
現在僕がやっている業務はスマートフォンアプリ開発の上流工程です。
上流工程とざっくり書かれてもわからないかと思うので具体的にどんなことをしているかというと、、、
- 要件定義(お客さまと)
- 基本設計(お客さまと)
- 協力会社との契約の事務作業
- 協力会社から上がってくる課題の解決(この仕様はどうなんですか?とか、ここの実装方針これでいいですか?とかの確認)
- 協力会社の設計書レビュー
- 仕様調整(期限、お金的にできないものを取捨選択)★
- 結合試験での協力会社対応
- 総合試験設計・実施
ざっくりこんな感じですかね。
見てわかる通り、ソースコードを書いたりすることは一切ありません。
なんなら協力会社にこれやってってお願いするときに試しに書いたら20分くらいでできたのに
1.5人日程度かかりますとか言われる始末。
ソースコードを書きたい人には一切向かない業務内容となっております。
ウォーターフォール開発への不満
じゃあ何が不満なの?って思いますよね。
仕事ってそんなもんでしょ、みたいな。
仕様の調整がアホほど時間と金がかかって大変なんです。(上記★のとこ)
基本設計段階で曖昧だったものを具体化したとき、協力会社と認識があってなかった場合に発生します。
あとはシンプルに基本設計提示後にイケてないから直したいな、ってなったときとか。
ちなみにどんな話になるかというと、
A社「なんでこんな仕様になってるですか。」
B社「基本設計書に書いてなかったので。」
A社「不明点は確認して欲しい、勝手に進めたんだから直して欲しい。」
〜〜〜数日後〜〜〜
B社「では本仕様変更に対して〇〇〇〇万円かかります。」
A社「なんでこんなにかかるんだ。」
B社「〇〇対応に○人日、〇〇対応で○人日となります。」
A社「その対応は御社の責任だろう。」
・
・
・
アホか!!!
だったらささっと動いてささっと直してしまえばいいやん!!
この調整に何人日かけるんだ馬鹿野郎!!
みたいな感じなんです。
なんかアホくさくないですか?
超個人的解決策
※ここからは超個人的な意見が入ります。
やっぱり理想的な開発形態は全部自分のとこでやる、ってことなんですよ。
人に頼まないで全部自分でやる。これに尽きる。
人が足りないから協力会社に頼んでるんだろ!ってなるかもしれないけど、
だったら協力会社も仲間にしたらいいじゃん!って感じなわけです。
それには契約が〜手続きが〜・・・とかいってるから日本の開発は一生このままなんだ!!
海外はこんな馬鹿なことしてないんじゃ。
必要なシステムは全部自分のとこで作る、人が足りないなら雇う、いらなくなったらクビにする。
もうこれでええやん。日本の終身雇用のせいか知らんけどまじで意味わからん。
別にウォーターフォールを全否定しているわけじゃないんですよ。
でも他のとこに頼んで責任がどうだとかくだらないことしてるからアホなの。
大体ソースコード書けない人がなんでソースコード一生懸命書いてる人をもっとやれとか言えるんだよ。
開発で協力会社をまたぐごとにコントロールが効かなくなるのは当たり前。
現場がなんも見えないんだもん。
自分はどこいってもやってける!プログラミングでもマネジメントでもやってやる!
てくらいの人が集まれば金も期間も2/3くらいでできるんだろうけどな。
まぁ個人的な思いは置いておいて日本のウォーターフォール開発へ不満爆発記事でした。
ぜひSEの方の意見が聞きたい。拡散してください。
最後に
アドベントカレンダーを主催してくださった方、本当にありがとうございます。
ぜひ来年、再来年も続けていってください。